中医漢方薬学派において、確実に言えることは、アトピー性皮膚炎に対して、効果・効能に湿疹に有効であると記載されるような方剤、例えば十味敗毒湯や消風散などを使用することは
ほとんどあり得ない、ということである。
アトピー性皮膚炎を風証の疾患として捉えてないということが言えよう。
また、最も重要なことは、脾肺病としてのアトピー性皮膚炎をさらに追究すれば、明らかに脾肺腎病としてのアトピー性皮膚炎としての
考察・検討がなされなければならないであろう。
六味丸系列の方剤こそ、本治法の重要な配合処方として必須となるケースが多い事実を忘れてはならないのである。
(未完)